2006.12.6 お出かけ童謡コンサート
静岡県島田市・六合東小学校


島田市六合東小学校さんは、昨年10月に引き続いてのお招ききでした。
前回は1,2年生たちと3.4年生に分かれてのコンサートでしたが、今回は1年生の子供たちとその保護者の皆様と楽しいひと時を過ごして参りました。

都内を出発した時は、ようやく空が白み始め、冬の満月が綺麗に輝いていました。
空は雲ひとつ無く、富士山を見ながら島田へと向かいますが、見る場所によって富士山の見え方も変わり、朝日に映える富士はやっぱり日本一!と童謡のように思いました。


会場は小学校の音楽室で、1年生2クラスの生徒さんたち44名と、その保護者の方々がいらっしゃいました。
最初は生徒さんの「ではお願いします」から始まりました。


コンサートは“はる・なつ・あき・ふゆ”の季節の童謡を、その季節のさまざまな音を聞きながら進んで行きますが、さすがに元気の良い1年生さんたちで、大きな声で返事が返ってきますし、知っている童謡はこれまた大きな声で歌ってくれました。


今回は1年生ということもあり、音楽の不思議さ、素晴らしさのお話を交え、短い音楽を聴きながらどんな気持ちか考えてみようという[音楽の表情コーナー]では、体を使って、聴いた音楽の気持ちを表してくれました。
下の写真は、“泥棒が出てくるシーン”のような音楽を流した時に、すぐさま立ち上がって泥棒のしぐさをしているところです。


次に、そうした音楽の表情を作る際に必要な様々な楽器を紹介しました。
“むかしむかし”の朗読のCD作成時にも使用した楽器を実際に見てもらい、不思議な音を聞いてもらい、また身の回りもモノで作った楽器を演奏しましたが、子供たちはとにかく実際に触って触れてみたく、うずうずしているようでした。


ならばと、次が[実際に演奏するコーナー]です。
皆演奏したかったようでしたので、まずはは12月生まれのお子さんにステージに上がっていただき、実際に音を出してみたり、音楽を演奏してみました。
1曲では足りないようで、皆がいつも演奏している曲を演奏したりして、楽しく楽器に触れ合えたようでした。


そうした音楽の持つ不思議さや楽しさを実感した後は、「お話のバックに音楽が入るとどう思うかな?」と“かさじぞう”の朗読をしました。
生徒さんは、音楽が入る事で、よりお話の世界に入れる事を実感したようで、真剣に聞いてくれていました。


最後は、今回用意したフルーツ型のシェーカーを実際に振りながら、リズムを取って一緒に演奏をし歌って終了となりました。


当初は55分のメニューを予定しておりましたが、楽器コーナーや演奏コーナーなどが盛り上がり、予定を15分ほどオーバーしてしまいました。
先生も「けっこうですよ!」と申していただきましたので、ホッとしました。
またご父兄の皆様は、昨日が参観日だったようで、「2日続けていらっしゃる方は少ないかも…」との事でしたが、予想を反してたくさんお見えになられ、一緒に楽しんでいらっしゃったようでした。


富士山が見えるという島田市六合小学校の子供たちと、元気いっぱいの楽しいコンサートでした。


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