2005.11.29 お出かけ童謡コンサート
東京都・日野市みさわ保育園


東京都日野市の“みさわ保育園”さんに、父兄代表のお母様からのご依頼でお出かけコンサートに出かけてまいりました。
園の講堂が会場となり、園の先生方にもお手伝い頂き、ステージにはバルーンをたくさんセットし、いろいろな楽器なども用意して子どもたちの入場を待ちました。


会場に入って来る園児たちには、ステージに飾ってある風船が真っ先に目に飛び込んでくるようで、既に楽しそうな笑顔を見せながら、待ちきれないそぶりを見せてくれました。


小さいお子さんは先生に抱かれ、4歳5歳の園児たちは自分で持ってきた椅子に座り、コンサートが始まると、真剣な眼差しでステージに釘付けのようでした。
もちろん色々な季節の音が流れると、大きな声で返事をしてくれ、時には皆で立って足踏みしたりしながら、大きな声で一緒に歌ってくれました。


むかしばなしは“かさじぞう”をお話しましたが、実際に笠を見て、そして音楽をバックに聴く“かさじぞう”は、より集中して聞いてくれました。
また、コンサートでは、よく色々な短い音楽のフレーズを聞いてもらい、どんな感じがするか答えてもらうコーナーも設けておりますが、みさわ保育園の園児たちも、楽しそうな音楽では体を動かしたり、悲しい音楽では寂しそうな表情を見せてくれたり、怖い音楽では先生の後ろに隠れたり、耳をふさいだりと、期待以上の表情を見せてくれました。


楽器を紹介するコーナーでは、木や木の実で作られた楽器や、竹の楽器。不思議な楽器や身の回りのもので作った楽器などを紹介しましたが、子どもたちにはどれも興味津々のようでした。
また、即興のコーナーでは、園の先生方に簡単な曲を演奏していただきましたが、園児たちには何の曲かすぐに解ったようで、大きな声で曲名を当ててくれました。
そして最後は、自分の体を楽器にしてみんなで一緒に歌って演奏して、あっという間の45分間でした。


コンサートが終わってからも、園児のみんなが一人一人挨拶に来てくれましたが、最初から最後まで子どもたちの眼差しが熱いコンサートでした。


今回は45分ということで、はるなるあきふゆの四季の童謡、むかしばなし、音楽の表情、楽器の紹介、楽器の演奏などを短めにしてお送りしましたが、園児たちは本当に集中してくれ、あっという間に感じたコンサートでした。
これからも、童謡を楽しく歌って、音や音楽に興味を持って元気に育っていって欲しいですね!


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