2005.10.17 お出かけ童謡コンサート
静岡県 島田市立六合東小学校
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静岡県の島田私立六合東小学校に行って参りました。
校長先生から、「童謡やお話による言葉の素晴らしさや大切さを、お子さんたちにもっと伝えて行きたい…」というお言葉を頂戴しての開催となったコンサートは、午前は1,2年生たち低学年で、午後は3,4年生たち中学年に別れて、学校の体育館で開催されました。


小学生ということで、季節の童謡の中にもその意味合いをお話したり、音楽や楽器の“楽しさ”をより実感し、“音や情景を想像することを中心にプログラムを作り、特に中学年生は、対話を多めに進めました。


1.2年生は大きな声で歌ってくれ、元気いっぱいに、いろいろな問いかけに答えてくれました。
3.4年生は、ちょっと恥ずかしい素振りを見せながらも、よく考えながらの答えが多く、表情も真剣だったりで、学年の差と言うものをちょっぴり感じました。

また、“むかしばなし”は「かさじぞう」をお話しましたが、おじいさんのセリフやおばあさんのセリフでは「へぇ〜おじいさんみたい〜」というった声も聞こえてきました。



コンサートも無事に終わり、後片付けの準備をしていると、先ほどの子供たちがランドセルを背負い、ノートを片手に走ってやってきました。
そして出た言葉が「サイン下さい!」
過去にたくさんのお出かけコンサートを実施して参りましたが、これだけたくさんの小さい子供から、サインを頼まれたのは初めてのこと…、皆といろんなお話をしながらサインを書きましたが、普通にサインをしただけでは、誰のサインか判らないでしょう…と思い、サインの下に小さく、「まりむらなお」と記しました。


実はコンサートが終わって1ヶ月ほど経ってから、島田市からたくさんの手紙が届きました。
島田市六合東小学校の子どもたちが、コンサートを振り返っての感想文を届けてくれたのです。
何でも、授業で宝塚時代の鞠村奈緒の舞台を皆で見たりしながら、たくさんの感想を書いてくれました。


“言葉やお話の大切さ”に触れる子どもたちも多く、校長先生のお気持ちが、子どもたちに着実に伝わっているようで、とても嬉しい気持ちで拝見しました。


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